公立小学校に通う1年生の娘。2学期に早速ネイティブの先生の英語授業を受けたそうです。
2020年の教育改革により、英語教育は早ければ小学校1年生から、小学校5年生からは正式な教科としてテストも受けなければならなくなりました。
小学校1年生までに何らかの英語に触れておかないと、スタートダッシュでつまずいてしまう、英語が嫌いになってしまうことにもなりかねません。
小学校で重視される英語スキルとは
小学校での英語教育で重視されるのは、「話すこと」次に「聞くこと」。
つまり、英語でのコミュニケーション能力を重視されています。
評価に関しても、テストではなく授業中の積極的な態度がより重視されているようです。
出典:小学校英語の授業やテスト、どんな内容? 成績評価で重視されるポイントは? (benesse.jp)
英語教室の月謝の相場
私は英語できないし。幼児から英語教室や英会話教室に通わなきゃダメ?お金も時間もかかりそう。
よくある英語の習い事といえば、週1回の英会話レッスンですが、教室で一度に教えるこどもの数が多いほど月謝が安くなり、ネイティブ講師だと日本人講師より1,000~2,000円高くなります。
平均的な習い事としての英語は、年間約100,000円程度です。
(6人以上のグループレッスンで月謝8,000~10,000円を想定)
そのほか、入会金や教材費、設備費が必要になることもあります。
オンライン英語も人気で、QQキッズは業界最安値の月々2,680円(月4回レッスン)
我が家ではディズニー英語システムでおうち英語を1歳からスタート。
100万オーバーですが、子ども100万÷(2人×7年(84ケ月))=5,952円
と考えると高くはないかな…?
英語系習い事の新定番・ユースシアタージャパンとは
英語以外にもダンスやピアノ、水泳など、習い事を始めると家計の負担になりますよね。
そこでご紹介したいのが、ユースシアタージャパン。Youth Theatre Japan (以下、YTJ)。
英語を1つ習うのと同程度の月謝で、英語×ダンス×歌×表現などの要素が詰まった習い事です。
YTJは、ミュージカルやコンサートなどの活動をする団体です。幼稚園の年中から始められ、歌やダンス、英語が学べます。
年数回、発表(パフォーマンス)の機会があるため、大勢の前で表現する力や作品完成のため継続して努力する力などが培われます。
また、レッスンは普通の習い事の倍くらいある2時間なので、集中力や体力もつきます。
公式HPには、
と書かれています。挨拶やマナーを尊重しているので、受付では毎回「おはようございます。〇〇クラスの(名前)です。」と1人1人挨拶することか始まります。保護者とは別れてスタジオに入り、先生や仲間と2時間のレッスンに取り組みます。
ここがすごい!YTJ
- 月謝はほかの習い事と変わらないのに、英語以外のスキルも身に付く
- 幼稚園の年中(4~5歳)から始められる
- 英語×歌×ダンスで、身に付く能力は無限大
- 2時間のレッスンで体力づくりができる
- 挨拶やマナーが身に付く
- 歌やダンスの楽曲はすべて英語
- ハーフやネイティブのこどもも多く通っているので多種多様
英語系の習い事って先生以外日本人ってのがほとんどなので、いろんな国のこどもたちが一緒の時間を過ごせるというのも良い経験になりそうですよね。
入会までの準備
普通の英語教室よりいいやん!やってみようかな?
と思ったお父さん、お母さん。残念ながらすぐには入れません。
YTJは、オーディションに合格した人しか入会できないシステムです。
と言っても、そんなに難しく考える必要はありません。
興味を持ったらまずはお近くのスタジオへ見学に行ってみてください。
見学した雰囲気が良ければ、オーディションを受けてみてくださいね。
オーディションは年3回開催されています。
軽いステップと歌のテストがあったあと、保護者同伴の面接があります。
オーディションについて詳しくは↓
オーディションの時、ネイティブの先生が突然英語で長めの挨拶をしはじめたので、ちょっとびっくりしましたw
小学校受験のように、重苦しく考える必要はないものですが、年3回の学期制になっているのでそのスケジュールで入会が決まっているのです。
合格したら1年分のベーシックプランの費用を支払い、靴やTシャツなどの用品をそろえていかなくてはなりません。(途中で退会する場合、前払いした月謝は戻ってきます)
YTJ公式のものは高いので、まずはメルカリで中古を探したり、UNIQLOのTシャツやAmazonのバレエシューズなどをそろえたりすれば十分です。続けられそうであれば公式グッズを購入してもいいと思います。
参考に、実際に購入して問題なく使えた用品です。↓
クラスはお子さんの学年に合わせて決まります。基本的には希望したスタジオで受講することになります。
P・Kクラスは、年中・年長さんのクラス
Cクラスが小学校1、2年生のクラスです。
YTJでは、P・KとCクラスを合わせてキッズメンバーと呼んでいます。小学校3年生からが対象のBクラスからはYTJメンバーと呼ばれます。
YTJの月謝
小学生B、Cクラスの月謝が同じです。(2022年4月時点)
ベーシックプラン 月謝8,310円
毎週2時間の基礎レッスン+直前リハーサル
リハーサルプラン 月謝12,153円
毎週2時間の基礎レッスン+毎週2時間のリハーサルレッスン+直前リハーサル
フォローレッスン(英語基礎、英語台本歌詞、バレエ)を追加受講する場合、
1レッスン(毎週1時間)につき+1921円
ベーシックプランについて
ベーシックプランは、普段は毎週2時間の基礎レッスンのみで、発表会(ショーケースと言う)の1~2か月前に発表会専用レッスン(直前リハーサル)を行うプランです。
直前リハーサル期間は基礎レッスンはなく、リハーサルレッスンのみになります。1レッスンが2時間~6時間もの長時間になることがあり、学校の長期休暇に合わせたスケジュールです。
夏クールのスケジュールを例にすると
リハーサルプランについて
基礎レッスン期間にも2時間のリハーサルレッスンを行うプランがリハーサルプランです。週2回通うことは必須となります。
フォローレッスンについて
英語基礎、英語台本歌詞、バレエの3種類のレッスンが追加受講できます。
すべて1時間のレッスンで、スタジオにより異なりますが、基礎レッスンの日に同時受講することも可能です。
ところで、
毎週2時間のレッスンで8,310円というのは、そう高くないですよね。フォローレッスンも1時間×4日で約2000円、つまり1回のレッスンが500円です。
他の習い事との料金比較
- ヤマハ音楽教室 月謝7,700円(グループレッスン基礎コース)
- ECCジュニア 月額6,600円(小学生スタンダードプラン)
- しちだ式教室 月額21,010円(教室維持費含む)
- イトマンスイミング 月謝7,590円(ジュニアクラス初級・中級)
上記はすべて週に1回60分以内のコースです。
YTJは2時間120分コースですから、相場を見ても高くはないと思います。
運動系と英語系習い事の両取りができてこのお値段、うまくお子様にハマれば一石二鳥ですね。
もうひとつのメリット、送迎の負担が少ない
もうひとつのメリットは送り迎えが楽ということ。2時間レッスン(うまくいけばそれに+フォローレッスン1時間)なので、教室に送迎すればあとはママの自由時間。家が近かったら帰宅してもゆっくりできますし、教室は買い物にも便利な場所にあることがほとんどなので、その間にショッピングもできます。カフェで一息、はたまたお仕事もできるかもしれません。
正直、複数の習い事に送迎するのは大変です。それだけでママの夕方時間はなくなります。お子様が2人、3人いる場合は1週間をすべて送迎に費やすことにもなりかねません。
ですから、最低2時間のレッスンがある習い事はとても貴重です。おうちから遠い場合や電車通学となると交通費が別途かかってしまいますので、まずは教室の場所を調べてみてください。
オンラインにはないメリット多数
英会話やダンスも、オンライン習い事が増えましたよね。
- 学校とは違う、同じ趣味を持った仲間ができる
- 学年を越えたダイバーシティ
- 自分のわがままだけでは完成させることができないため、忍耐力や継続力が身に付く
- お互いに良きライバルとして切磋琢磨できる環境
- 日本にいながらグローバルな環境
などなど、書き出したらきりがないくらいリアル習い事のメリットが挙げられます。これはYTJに限ったことではないですが、こどもは多種多様な人と接して、考える力を伸ばしていくのだと思っています。コミュニケーション能力は、小学校の英語指導で重視されているだけでなく、これからのグローバル社会で必要な能力だからです。せっかく習い事をするのであれば、親の負担と子どもの可能性、好きなことが両立できるようなものを選びたいですね。
そんな習い事にぴったりなYTJ、ぜひご検討してみてください。
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